試作品についての税務上の問題

製造業には試作品は当たり前ですが、会計上の処理と税務上の処理とは異なっているため、少し厄介なことが起きます。どのような違いがあって、どのように処理すればよいのか見ていきましょう。

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工場内の生産ラインの再配置における税務上の問題

製造業では、工場内の生産ラインを移動することがあります。このときに修繕費とするか資本的支出となるかが問題になります。修繕費とすればかかった費用が全額損金になりますが、資本的支出となれば期間に分けて減価償却をしなければなりません。即ち、かかった事業年度に損金にすることができなくなります。ではどのような判断基準で両者を分けたらよいのでしょうか。

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未払計上された社会保険料の見積もり計上は可能か

通常は〇月決算という場合には月末に決算日があるものですが、まれに月の途中で決算期を迎える会社があります。そのような特殊な決算期のある会社で、未払計上された社会保険料の見積もり計上が可能かどうかという話です。つまり社会保険料の見積もり計上が可能であれば、損金になるということになります。社会保険料は通常月末でないと確定しません。

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未成工事支出金に交際費等に該当する支出が含まれていた場合の税務上の問題

マンションの建設工事などで、反対する地元住民に対して建設の同意を得ることができるよう働きかけをするために、地元の有力者に対して謝礼金を支払うことがあります。その金額を未成工事支出金に含め、工事完成基準や工事進行基準に合わせて原価にしていく方法を取ったときに税務上どのような問題になるでしょうか。

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ジョイントベンチャー工事のスポンサーメリットにおける税務上の問題

ジョイントベンチャーとは、建設工事を請け負う一つの形態であって、多数の建設業者が組成する共同事業体の事です。単独企業による受注と比べて、持ち出し資金の軽減、赤字リスク等の分散、施工経験の経験、施工技術の拡充等の優位性があります。通常は出資割合に応じてそれぞれ総工事原価を負担し、完成工事売上高は出資割合に応じて収受することになります。しかし、共同事業体のスポンサーは、発注者との折衝、共同財産の管理、実行予算書の作成、等共同事業体の実権を握り、下請け業者や資材納入業者の選定や発注価格の決定権をスポンサーが持っています。そこで、下請業者や資材納入業者に対して本来の合意した取引価格を上回る金額で発注し、仕入割り戻しをして、スポンサー企業独自の収益として計上する慣行があります。こういったときに税務上の問題はないのでしょうか。

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粉飾決算を行っている会社に税務調査が入ったらどうなる!?

建設業に限らずですが、金融機関からの融資を得るために粉飾決算を行っている会社というのは少なからずあるようです。建設業の場合には、公共工事の入札があって、経営事項審査の成績が問題視されますから、財務体質を良くしたいというインセンティブが働きやすい業界といえそうです。そこで本当は赤字なのに、粉飾決算で黒字になっている会社に税務調査が入ってしまったら、どうなってしまうのでしょうか。

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入札競合業者を下請けにしたとき、税務上問題になることとは

公共工事では談合の例が後を絶ちません。そこで、A社がB社と協力して、今回はA社がフロントを務め、2,100万円で受注し、同じ入札に参加していたB社に2,000万円で発注、実際はその下請けのC社が担当し、C社がB社から1,900万円で受注したとしましょう。このような場合には税務上何か問題になるのでしょうか。

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